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公園を出る
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僕は手をのばして、潤のシャツの隙間から指を入れた。
「ああっ、あっ、あっ」
乳首にいきなり当たったので、潤が、喘ぎ始めてしまった。潤が潤んだ目で恨むように僕を見た。
「責任とってよね」
「どんな風に?」
「ちゃんと、いかせて」
「ここで?」
「違うよ、さすがにここではまずいよ。この公園、中学生もくるから」
「ああ、中学校が近いし、通学路になっているのかな?」
「前、ここで可愛い中学生の男の子たちが、二人で、学ランのままキスしてたよ、このベンチで」
「潤って、年下にも興味あるの?」
「違うよ。自分も、あんなだったんだな、と思って。というか、だから場所変えようって話」
「わかった」
僕たちは、ベンチから立ち上がり、公園を出た。
「俺は、年上のが好きだな。その中学生カップルの先生らしき人も来てたんだけど、その人は、いいと思った」
「ふうん、じゃあ、僕は、あまり好みじゃないってことだね?」
「瑤の方が、俺より何ヶ月か年上だろう?」
「え、僕の誕生日、知ってるの?」
「いつか、誕生日だって、教室で、言ってたじゃないか」
僕は、潤が、少しは僕のことを気にしていたんだと思って、少し嬉しくなった。
注:この中学生とは、『僕の○○○ー日記』の、勝平と克樹と俊也先生のことです。
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