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バスの中 3
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僕は、潤に揺り起こされた。
潤の制服の肩が目に入った。
僕は、潤に寄りかかって眠っていたようだった。
「あ、ごめん」
僕は、ぼうっとしながら、起き直った。
「降りるぞ」
潤に押されて、僕らはバスを降りた。
辺りは、暗くなっていた。
潤は、携帯から家に電話していた。
「いきなりお邪魔して大丈夫だった?」
「平気。瑤一人くらいなんとかなる」
「寄りかかってもいいよ、なんて言って、僕のが寄りかかってしまった」
僕は、恥じた。
「いいけど、これで攻守決定だな」
「え?」
「俺が、瑤に挿入する」
「は? 何のこと?」
「しらばっくれるなよ。今日、そのために誘ったんだから」
「え?」
「瑤、何にもわかってないんだ?」
「ごめん、わからない」
「ううん、面倒だな。まあ、いいか、今のは、なし。俺でいいや」
「何が?」
「もう、いい。わかった、何もしないから」
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