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春の快楽※
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潤は、素早く僕のベルトを外した。
「あっ、いやっ、こんなところで」
僕はもう一度拒んだが、潤はすぐに僕の下半身を露出させた。
ひやひやした夜気が僕の感覚をくすぐった。
「いいだろう?」
甘い香りが鼻をくすぐった。
「どうやっていきたい? 自分で? それとも俺に擦ってほしい?」
「潤に」
僕は、喘ぎ声が出そうになるのをこらえながら言った。
「いいんだよ、声を出しても。誰も咎めやしないから」
「うん」
僕は、潤に背をあずけ潤の左腕で抱かれ、潤の右手にあそこをまかせた。
潤は、緩急をつけていたが、
「あっ、いやっ、もうっ」
と僕が悶え始めると
「ああ、たまらない。早く瑤に入れたい」
潤も苦しそうに悶えた。
「潤、潤、好きだよ」
僕はうわごとのように言った。
「うん、俺も」
潤の腕の力が強くなり、右手の動きに拍車がかかったかと思うと、僕は上りつめ、そして急降下した。
乳色の大理石に僕のスペルマがかかった。葡萄のふさや葉のレリーフにべったりとひっかかったが、やがて清らかな水に洗い流されていった。
しかしその噴き出し口は、潤の尻や口を散々侵し、僕の口も侵した凶悪な物だった。僕らの行為も全て水に洗い流されるものなのか、わからなかった。
僕らはただ、狂った春の快楽に溺れていた。
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