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優しくなれる
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僕は、好奇心と、性欲に勝てなかった。
譲は、洗面台の棚から、クリームのような容器を取って、蓋を開け、指と手のひらにたっぷりつけて言った。
「せっかく着たけど、脱ぐか?」
「はい」
僕は、バスローブを脱いだ。
「恥ずかしそうな様子が初々しくていいね」
僕は、バスローブを銀色のフックにかけた。
譲の腕が、優しく僕をつかまえた。
「可愛いね。ヨウ君。君みたいな子、好きだよ。君を見ていると、なんだか優しくなれそうな気がする。不思議だな。優しい気持ちになるんだ」
「でも、僕、優しくない譲さんも、好きです」
譲が笑った。
「そうか? 優しくなりすぎたら、君に、エッチなことできなくなるか?」
「そう思います」
「加減が難しいな」
譲が面白そうに笑った。
「じゃあ、いくよ、いい?」
譲は、言って、お尻に指を入れた。
「あっ、あん」
「優しくない?」
「入り口触るだけって言ったのに」
「うん、入り口のところだよ?」
「優しくして」
譲は、いったん指を抜いた。
「やっぱり、入れて」
僕が言った。
「抜くと、欲しくなるだろう?」
「はい」
譲は、入り口を触って、焦らした。
「優しくしようと思って、無理やり入れたりしないことにした」
「入れて、指入れてください」
「優しくしないと」
「ああん、指ほしい」
「痛いだろう?」
「入れて、お尻に指」
延々と繰り返され、僕はヘトヘトになり、
「ヨウのお尻の穴に、譲さんの指入れてください」
と言って泣いた。
「泣くほどほしいんだ?」
「はい」
「それほど言うのなら、仕方ないね」
譲は言って、指を入れてきた。
「あっ」
少し入った。
「今日は、このくらいね?」
「やっ、あんっ」
「指先が、ほんのちょっと入ってるだけ。でも、気持ちいいだろう?」
「んっ、んっ」
「どう? どんな感じ?」
「きもちいい」
「そう、よかった。ヨウ君が気持ちよくて嬉しいよ。あれ? もっと、入るかな?」
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