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わんわん
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「コンコンコン」
と引き戸がノックされた。
「潤です」
潤の声がした。
譲が、僕のお尻から、指を抜いて、洗面台で、手を洗った。
「んっ、ん」
僕は、快感を求めて、床で呻いた。
「開けて」
潤の声が言った。
「瑤君、開けてあげなよ」
譲が、僕をうながした。
僕は、立ち上がって引き戸を開けた。
潤が、黒いエプロン姿で、お皿とグラスを持って立っていた。
「瑤、大丈夫? 」
飢えていた僕は、食べ物の匂いを嗅いで、食べ物を見て、目がくらんで、皿ごと食べそうになった。
「ワン!」
「何言ってるの、瑤、犬?」
潤が笑った。
「グラス持ってよ」
「わわわわわーん」
僕は、受け取って、ストローに口をつけた。
「なんなの、その犬語」
潤は、お皿を洗面台に置いた。
その時、僕は、重大な事実に気づいた! 裸エプロン!
「わわわわ、わわわわ、うわわわ!」
「瑤、こぼれる!」
潤にグラスを取り上げられ、洗面台に置かれた。
「おあずけ」
「くぅーん、くぅーん、うわわわん!ばうわう!」
僕は夢中で、潤に飛びついた。
「この犬どうにかしてよ」
譲が、
「お前、何、その格好」
と潤に言って、潤のエプロンの裾をめくった。
「エッチ!」
「なんだ、履いてるのか」
「パンツくらい履いてるよ。この格好で夕飯食べてたんだから」
「まじ? やめろよ」
「だって、制服、クリーニングに出されたから」
「ワイシャツくらい着てろよ」
「シャツも出されたんだよ。だから、裸で食べてたら、服を着ろって注意されて、面倒って言ったら、エプロン渡された」
「裸族だな、お前は」
「わわわわん!」
「犬が発情してるし」
僕は、前足で、潤のエプロンをひっかいた。
「はっ、はっ、はっ」
「お手」
僕は潤の手に前足をのせた。
「ちんちん」
「くぅーん」
僕は、恥ずかしがった。
「この犬、意味間違えてる。あそこ見せることだと思ってるな? 見えるけど」
「うわわーん」
僕がちゃんとちんちんをすると、ジュースが与えられた。
僕が飲んでいると、譲が、潤のパンツをずり下げた。
「ケツ白い」
「ちょっと! いつも見てるくせに」
「いいなあ、この半ケツ状態」
などと言って、潤のお尻を観察した。
「この、エプロンの紐が、尻にかかってるのがいい」
「脱がすのか、履かせるのか、どっちかにして」
「そりゃ、脱がすさ」
譲が、潤のパンツの中に手を入れてお尻を撫でた。僕は、横から覗き込んでいた。
「あっ、ああーん」
「わざとらしいな。洋講堂喫茶室で、そういうエッチなバイトしてるんだろ」
「こんな格好してないよ」
「すれば? 繁盛するぜ?」
「いいの?」
「やっぱり、だめ」
譲が、出て行こうとした。
「あれ? 譲、行っちゃうの? 3人でお風呂入るんじゃないの?」
「狭いだろう? いいよ、俺、レポート書かなきゃならないし。二人で、仲良くしろよ、またな、おやすみ」
譲は、出て行った。
「変なの。譲、何か、やましいことがあるな? 瑤に、何かしたんでしょ?」
「わわーん」
「だから、何それ。譲と犬ごっこでもしてたの?」
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