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犬終了
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「瑤犬君、ご飯もっとあるよ? 食べておいで」
「潤は?」
「あ、人間になってる。俺は、風呂入るよ」
「いっしょに、入ろう?」
「だから、瑤と入ったら、お互い大きい声出しちゃいそうだからだめだって言ってるでしょ」
「潤、僕の裸見てるけど、平気そうだから、大丈夫じゃない? それとも、さっきより、あんまり反応しないってことは、さては抜いてきたな?」
僕は、探りを入れた。
さっき、譲が言っていた「今ごろキッチンでやってるんじゃないか」という、胡散臭く、いかがわしい憶測を、一応、忘れたわけでは、なかったのだ。
「違う、違う、食欲が満たされたから、落ち着いたっぽい」
「じゃ、入ろ」
「歯磨きするよ」
「僕も」
「瑤の歯ブラシは、これね」
「いっしょに住んでるみたいだねー」
「うん」
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