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虚ろ※
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「入れるよ?」
「いいよ」
鏡に映る潤は、艶やかな黒髪の前髪が、斜めに額にかかり、可愛らしかった。
潤の尻たぶを分けて、僕の先を持って、あてがうと、すぐに亀頭がめり込んだ。
まるで、自動人形だな。いつでも、やりたい放題の。
僕は、悲しく思った。
潤の手は、洗面台の縁をつかんでいた。
潤の目は、ビー玉のように虚ろだった。
潤の心が欲しいのに、これじゃあ、と悲しく思った。
それでも、潤のきれいな後ろ姿には、そそるものがあった。
くびれた華奢な腰だが、少年なので、僕と同じような裸が愛しかった。
反応の薄い潤も、じっくり観察するにはよかった。
少し滑りが悪いので、いったん出して、さっき譲が使っていた瓶のものを勝手に拝借した。
潤に聞いても、
「うん」
と言っただけだったから。
自分のものにクリーム状のものを塗って、再び挿入すると、今度は、驚くほど簡単に、奥までめり込んだ。
「潤」
僕の口に唾液が湧いてきた。
腰を、振動させながら、少しずつ奥へと進んで行った。
エプロンの胸当ての下に、手を入れて、乳首をつまんだ。
「んっ、んっ」
潤が、機械的に喘いだ。
僕は、逆に、燃えてきた。
無反応に近い潤を、侵す。
そう思うと、凶暴な欲望で下半身が熱くなった。
僕は、一人で息を荒くし、興奮した。
潤は、ゆさゆさ、揺さぶられ、下から僕のものに、突き上げられていた。
ほとんど自涜のように、静かだった。
僕は、潤の耳元に、熱い息を吹き込んだ。
潤のエプロンの肩紐を片方外して、片側の胸を露出させた。
薄く筋肉の付いた胸は、鍛えたら、譲のようになるのだろうか?
今は、その兆しは、全くうかがえなかった。
無反応の潤でも十分いける。
逆に、屍姦でもしているような、意識のない少年を侵しているような妖しい気分がして、興奮した。
どうしよう、そんなこと思うだなんて、おかしいよな。今まで、そんなこと思ったことなかったけど。
たっぷり塗ったクリームと、僕の先走りで、ぐちょぐちょと微かに音がして、卑猥だった。
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