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裸
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しかし僕は、急に虚しくなった。
僕は、気持ちが萎えて、潤から身体を抜いた。
潤が振り向いた。
「もういいの?」
「ごめん、途中でやめたりして」
「それは、いいけど」
「お風呂入ろうか?」
「うん」
僕は潤のエプロンのリボン結びを解いて、脱がせた。
僕らは、初めて裸で向き合った。
鏡で見比べると、潤のが、やはり少し背が高く、やせていた。
でも骨格は、潤が言ったように、潤の方が男っぽく、もっと筋肉がつけば、男らしくなるかもしれなかった。
「譲とは、違うね」
僕が言うと。
「譲は、格闘技好きだから、鍛えてるんだよ」
潤が言った。
「譲みたいな方がいい?」
潤が聞いた。
「ううん。別に。潤であれば、いいよ」
「そっか」
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