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近親姦 caution
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それだけの思いが湧いたにもかかわらず、僕に言えたのは、
「そうなんだ……」
という、平凡な、相づちだけだった。
潤の話には続きがあった。
潤は、夢遊病者のように、呆然としながら、話しを続けた。
caution!
「指を入れているところを兄に見とがめられて、兄のモノを尻に入れられて、泣き叫んでいたら、うるさいと親に言われて、尻を叩かれた。その後また、兄が続きをしてきて、泣き叫ばないように、もう一人の兄のモノを口にあてがわれて、お尻と口にいっぺんに出されたんだ」
潤は、何の感情も混じえず、淡々と話した。
僕は、何も言えなかった。
ただ潤の冷たい手を握っていることしかできなかった。
僕の手は普段冷たいのに、潤の手は、その僕の手より、一層冷たい手になっていた。
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