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トイレ
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潤がお皿を片付けてくれて、僕は、潤の母上にご馳走様を言って、先に、洗面所に行って、歯磨きをした。
僕は、とってもいい気分だった。食欲が満たされたし、美味しかったし、潤が嬉しそうだったし、ギャルソン潤が見られたし、母上と何とやらじゃなさそうだったし。
歯磨きが終わった頃、潤が来て、潤も、歯ブラシを手に取った。
僕は
「トイレ借りたいんだけど」
と聞くと
「階段の下だよ」
と潤が答えた。
「ありがとう」
僕が、トイレのドアをノックして、入ろうとすると、後ろから人が来て、トイレに押し込まれた。譲だった。
「おっと、瑤君、奇遇だね。ツレションしない?」
と言われた。
「嫌です」
と言うと、
「じゃあ、してるとこ見せて」
と言われた。僕は、もう、めんどくさいので、譲の前で小水を排泄して、さっさと出ていこうとした。
「待ってよ」
「見せるだけって言ったじゃないですか」
と僕は言って振り切って、トイレを出た。手を洗って拭いていると、ちょうど潤が来て、トイレに入ろうとしたので、僕が、止めようとすると、潤も、譲につかまって引き込まれていた。
潤は、げんなりした顔で出て来て、手を洗って拭いた。
そして、僕らは、いっしょに階段を上って、二階へ行った。
「譲に、つかまったんだ?」
と潤が聞いた。
「うん。潤も?」
僕は頷いて、聞いた。
「うん。今さらだけどさ、何で、あの人って、ああなんだろうね?」
「今さらだね」
僕が相づちを打った。
潤が部屋のドアを開けて、
「どうぞ」
と言った。
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