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着替え
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caution!
潤は、いつも、そうなのか、ためらいもなく、水色の麻のローブの腰ひもを解いて、素っ裸の前をはだけた。
「潤って、学校でも、そんなに無造作に着替えてたっけ?」
僕は、潤が出してくれた着替えを取るために、潤の側に行って、尋ねた。
「教室で着替えてるよ?」
部活に入っている人は、部室で着替えていた。
「着替えていて、何か言われない?」
「言われないよ? 触られは、するけど」
潤は、ローブを脱いで、全裸になっていた。僕は、それを見て、つばを飲み込んだ。
「触られるの?」
「うん。脱いだ時に、抱きつかれたり、キスされたりするよ」
潤は、ベッドの上に置いた下着を取って、履いた。
「誰に?」
「近くにいた人にだよ」
潤は、パジャマのズボンを手に取って履いた。生地は、生成りにベージュの縦ストライプの綿ブロードだった。
「教室で着替えない方がいいんじゃない?」
「ううん。トイレで着替えてたら、個室でやられそうになったから、教室のがましだよ」
僕の脳裏に「あっ、あっ、やめて」と言って、ドアに背を打ちつけて、拒んでいる潤の姿が浮かんだ。キスされて、いかされて、ぐったりして、取り残される潤。
「どこかの部室借りたら?」
「それもしたけど、貸してくれた人に、誘われて、あそこ触られて、いかされて、その部活の先輩にも、後ろを狙われて。ちょうど顧問が来たから助かったけど」
「うわあ、ひどいね……」
僕の脳裏に、うつ伏せで机をつかまされ、ベルトを外されて、股間を撫でられている、潤の姿があった。
「瑤は、そういうことないの?」
「着替えていると、からかわれたりするけど、触られたりはしないかな」
「いいなあ。どうして、俺だけ、そんな目に合うのかな?」
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