アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
言ってないもん
-
「いつも、『兄ちゃん、気持ちいいことしてぇ』っておねだりするんでしょ?」
譲の友人らしき、学ラン姿の少年が、潤に、言っていた。
「うぅん?」
幼い潤は、首をかしげて、意味がわからないようだったが、譲の声で、もう一度、同じようなことを言われると、赤くなって、首を振っていた。
「そんなこと言わないもん」
「うそ、いつも言ってるだろう?」
「言ってないもん」
一生懸命ごまかしている。
「可愛い。まだ、ちっちゃい、ちん○なんでしょ?」
「見せてあげて。まだ、つるつるだよなあ?」
「いやぁ……」
幼い潤は、譲の膝に突っ伏してしまった。
譲が、映像を、早送りして、次の、場面になると、幼い潤が泣いていて、
「気持ちよくしてやるから、な?」
と譲が膝に抱きかかえていた。
「お兄ちゃんたちに、ちん○見せてあげて。いい?」
潤は、譲の服で涙を拭いて、みんなの方を向いた。
「潤、ほら、おやつあげるから」
と言って、譲がバナナを剥いて、頬張らせようとした。
「いやぁ」
幼い潤が、両の手をパーにして、顔を押さえた。
幼い潤は、自分の顔を掌で押さえて下に引っ張って、変な顔にしてみせた。
「潤君、可愛い顔が、変になってるよ?」
譲の友人たちの何人かが、笑った。
「潤、その顔やめろよ。手、どけて」
譲が叱責した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
156 / 788