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口止め caution
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「そうだよ、潤は、悪い子だ。お仕置きをたくさん受けないといけないよ。母さんを妊娠させた悪い子だ。これは、ここだけの秘密だ。絶対に誰にも言ったらだめだよ。兄さんたちにも言ったらだめだ。兄さんたちには、私の子だといい含めておくから。でも、潤の子だということは、潤が一番わかっているだろう?」
「はい……僕……死にたい……」
「何を言ってるんだ、潤が死んだら、私も、母さんも、兄さんたちも、友達もみんな悲しむ。そんなこと口にするのもおぞましい。そんなこと口にするんじゃない」
「ごめんなさい、もう、言いません、許して、許してください」
ぶちゅっ、ぐちゅっ、と潤の肛門が、深刻な潤の心の内を、あざけるように滑稽な音を立てた。
「恥ずかしい音がするね。おならみたいだ。ぐちゅぐちゅいって、下痢便みたいだね」
男は、下品な言葉を吐くたびに、嬉しそうに笑った。
「いやっ」
潤の肛門の周りは、うす茶色い水がはじけとんで汚れていた。
腿のあたりにも、いく筋も、汚れた水の伝って流れた跡がついており、また、流れ落ちていた。
「罪に罪を重ねて、もう、潤は、ここから出られないんだよ。どこにも行けない。だって、潤の悪事がばれたら、生きてはいけないからね。一生ここに、いるしかないんだよ。可愛い潤。可哀相な潤。逃げられないんだよ。わかっているね?」
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