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だが断る
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「終わりました。どいてください」
僕は言った。
譲は、意に介さず踏み込んできて、ドアを閉めた。
「じゃあ、始めようか」
と譲は言った。
「何を?」
「腸洗浄」
「遠慮します」
僕は断った。
「お尻をきれいにしないと、潤とできないよ?」
「できなくていいですよ」
この土日で、いやというほど達したので、精子も枯れ果てそうだし、いろいろ見せつけられて、今は、もうお腹いっぱいだった。
「宿題も、しないといけないし」
僕は思い出した。
「それに今日帰らないといけないし」
と理由を並べた。
「宿題は、潤とまとめて見てあげよう。家には、車で送ってあげるよ?」
と譲は、提案してきた。
「それは、ありがたいんですが」
潤といっしょに朝の庭に出る約束もあったよなあと思い浮かべた。
「まあいいじゃないか」
結局、この人は、僕に浣腸したいらしい。
「俺は、早くヨウ君のお尻を開発してあげたくてね」
「ご親切にどうも」
僕は慇懃に言った。
「ですが、お断りします」
「どうして? 気持ちいいよ?」
「充分気持ちいいことしましたから、今の僕は、これで充分です」
と断った。
「潤に入れる方が好き?」
と聞かれた。
「好きも何も、経験なかったことなので」
「ああ、潤のお尻で、童貞喪失だったんだっけ?」
「はい」
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