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裸のまま
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クローバーの群生が、裸足に心地よかった。
足の裏をくすぐられて、笑いだしたい気持ちだった。
青い空に、陽気な天気、緑と花の、いい匂い。
好きな友達の家にいる高揚感。
愉快な気持ちだった。
テラスに行きつくと、譲が料理の皿を丸テーブルに置いていた。
「ちょっ、親父、なんだよ、服着ろよ」
譲が焦っていた。
「別に、譲のことを襲うわけじゃないから、安心しなさい」
「当たり前だろ、誰が……」
譲が赤くなった。
「じゃあ、ガウンを持ってきてくれ」
と、おじ様は、脱いだ衣服を譲に渡した。
「なんで俺が……」
と言いながら、譲は室内に消えた。
「やっぱり、譲に注意されちゃったね」
潤が、おじ様に言った。
「あの、裸のまま、食べるんですか?」
「その方が、汚れなくていいじゃないか」
おじ様が言うと、
「ふふ」
と潤が笑った。
食べこぼすわけじゃないのに、妙なことを言うな? と僕は思った。
「なんだか落ち着きません」
僕は、訴えた。
「美少年の裸を眺めながらする食事ほど、贅沢なものは、ないじゃないか?」
「そんな食事したことないです」
「では、今日、初体験したまえ」
昨日から初体験が多すぎだった。
してないのは、お尻の穴に、ペニスを入れられることくらいだった。
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