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謎の青年
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葉山要のドラマが見れなかったと泣いた彼になら、オレの…オレたちの秘密を明かしてもいいんじゃないかと思った…
先ずは、オレが勝手に話すことは出来ないからアイツに電話した。アイツは初めは戸惑っていたが、暫くしてオレに任せると言ってくれた。
「葉山要に会わせてあげる……でも、1つだけ条件がある」
普通なら冗談だと思われるオレの言葉を疑いもせずに、「要に、要さんに会えるなら条件なんて何個でも出していいです」なんて言うから余計にオレは要に会わせてあげたくなった。
「あ、その前に君…御家族に電話して、ちょっと遅く…いや、明日は土曜日だから足首がマシになるまで此に居てもいいよ…だから、友達の家に泊まるって電話しなよ」
「は、はい…」
彼が電話をしている間に、オレはメールを1通アイツに送った。
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