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誘われるまま千里の家に行き、専業主婦のヤツの母親に「おじゃまします」と、にこやかに挨拶をして(家と学校 以外では極力愛想は良い方だ…)ヤツの部屋に行った。
新しいゲームを買うと必ず暫く説明書と【にらめっこ】をしている千里に若干イライラしながら俺は壁の時計を凝視しながら頭の中で何時に出れば間に合うか考えてた…
(ここから家までチャリで30分だから2時間後に出て速攻飯を食べて風呂に入ればギリ間に合う!)
「チンタラしてんじゃねぇよ!さっさと始めようぜ」
そう言って俺は、まだ説明書とにらめっこをしている千里の後頭部を一発叩いた。
「もう、痛いなぁ…暴力反たぁい!」
プクっと頬をふくらませる17歳に見えないベビーフェイスは、男でありながら【アイドル並みに可愛い】と同級生ばかりか下級生、上級生の女子に人気がある…一部の野郎にも人気があるらしいが、コイツは完全なノーマルで中身は巨乳大好きな一般的な健全男子だ。
実は初キッスも悔しいけどコイツの方が先に経験してる…
い、いや今はそんな事どーでもいい…
今は早く帰ることだけを考えなきゃ。
テレビゲームをやり始めて1時間半…
「千里ぉ、夕飯出来たわよぉ…」と、予定より30分も早く おばさんの声が救いの女神サマに思えた。
「千里、じゃ俺 帰るわ…」
イソイソと鞄を持ち、階段を降りると。
「あらあら…棗クン、お夕飯 食べてってぇ」と、おっとりした口調で引き留められた…
「そうそう、食べて行きなよぉ」俺の背後で、やっぱり おっとりとした口調で千里が言う。
お前ら揃いも揃って俺の行く手を阻むんじゃねえよォォ~~~~~~~~(泣)
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