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バカとテストと変態姫
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「あっ…せんぱい…だめぇ…べんきょ…しなきゃらぁ……」
「それでは早く勉強しなくてはいけませんねえ?ほら、手が止まってますよ?」
「もぉ…先輩のいじわ…ひぃん!?お願い…しゃわんないれぇ…」
「でしたらこの問題を早く解いて下さい。そうしないと終わりませんよ?」
ドSかっ!この変態の姫様は!?
こうなってしまったのは今朝まで遡る。
――――――――――――――――――
「ええぇぇぇぇぇぇテストぉ!!??」
「当たり前だろ中間テストだ。赤点なんか取ったら補習だろうな。」
「それは困るよ!今は毎日でも先輩とイチャイチャしたいのに!」
「んなこたぁ知ってたまるか。てめーらアツアツカップルのせいで俺は珠希さんに毎日追われてんだから。」
あれから1ヶ月、俺と先輩はラブラブで何事もなく学園生活をエンジョイしています。そのかわり響は西嶋先輩に毎日あの手この手でセクハラを受けてる…んだけどね…だけどそんな西嶋先輩って理事長の甥っ子らしくて俺達の部屋を先輩達と同じ最上階にしてくれたんだ!おまけに隣同士♪だから毎日会えるんだ!
それにしても…あの響が「珠希さん」だって!これは近々おめでたいお話が聞けるかもね!
「おい…それより本当にテストどうすんだ、俺はまあ順位は1桁第だろうからいいけど」
「うるさい天才気質!どーせ俺はバカですよ!北海道をきたかいどうって読む奴ですよ!」
「お前まだ根に持ってたのか…だったら水雲先輩に教えて貰えばいいんじゃね?あの人全国模試で1位とったくらいだし。」
くっそぉなんで俺の身の回りは頭良い人ばっかなんだ!
「恨むならてめーの頭を恨め。なんだ?水雲先輩でも駄目なくらいお前の頭はお花畑なのか?」
「うるさーい!先輩はお花好きだからいいもん!」
「いやそういう事じゃないんだけど…」
「でも先輩なら教え方うまそうだし今日頼んでみるよ!」
「おー、頑張って補習だけは避けろよ」
―――放課後だよ!!―――
「せんぱい勉強教えてくださ~い!」
「わかりました私の部屋に来てください(さらり」
はやっ!?
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