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ギシリと、ベッドが軋む。
狭いシングルベッドに、押し倒される狭山。
そこに、狩川が覆い被さる。
「まずは、こっちからな?」
ふっと微笑んで、狩川が狭山の胸に口付けた。
チュッチュッと言う軽いリップ音が、徐々にヂュヂュッと言う水音に変わる。
「んっ…ふっ…」
それに比例するように、狭山の口から漏れる吐息が、艶を帯びる。
「そろそろ、こっちもシテやるからな」
そう言うと、狩川が狭山の太股の間に手を伸ばした。
ソコは、既に蜜を垂らして、刺激を求めている。
ソレを全体に塗り込めるように、狩川がねっとりとまさぐる。
「狩川…ソレ気持ちいー。
なあ、この前みたく、後ろも弄ってよ…」
とろんと溶けた瞳が、狩川を見詰める。
「はいはい、ちょっと冷たいの、我慢しろよ?」
先程苦痛を堪えたご褒美に、狩川は狭山のおねだりをすんなりと聞き入れた。
ローションを纏った指が、後孔の入り口をツンとつつく。
「はっ……ぁぅんっ…」
その先の快感を期待して、狭山が甘い吐息を漏らす。
ツンツンとつついていた指が、やがてぐにぐにと揉み解す動きに変わる。
そして、ふぅっと息を吐いた狭山の動きを見逃さず、つぷりと胎内に侵入した。
「ぁっ…んっ…」
「痛く、ないか…?」
狩川が、じっと狭山の表情を観察する。
「ん。へーき。
も少し、だいじょぶ…」
少しずつ、少しずつ、狩川の指が侵食する。
「この辺だよな?」
先週の場所を探し当てた狩川が、そこをくいっと押した時だった。
「んぁぁっ!ゃぁっ!」
狭山の身体がビクンと跳ねて、ぎゅっと狩川の腕を掴む。
その反応は、いたく狩川のお気に召したようだ。
「狭山、反応良すぎじゃねぇ?」
「だって…」
「もしかして、自分でいじった?」
「………」
その沈黙と顔の赤さは、肯定しているのと同じようなものだ。
「ふーん、シたんだ?」
「…ん…。
でも、自分じゃ触りにくくて…あんま上手く出来なかった…」
「あー、お前、身体硬ぇもんな」
狭山の体育での柔軟性の酷さを思い出し、狩川がくつくつと笑う。
「笑うな、バカ…」
悪態を吐いて睨まれても、後孔に指を挿入されたままのあられもない姿では、迫力は皆無で。
「はいはい、悪かったって。
でも、お陰で後ろの力、抜けたんじゃねぇ?」
狩川が、少し動かしやすくなった指を、くるくると回す。
「んぁっ!急に…やめろって…!」
突然の動きに狭山が悶えるが、しかし、確かに後孔の力は抜けている。
「もうちょっと、解させてな?」
狩川が、一見優しく見える微笑みを湛えて、狭山の後孔に二本目の指を突き入れた。
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