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絶叫系は人それぞれ。
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ジェットコースターのところに並んでみると
人気なのか、それなりの人が並んでいた。
他のところにはそこまで並んでいないのに。
周りを見渡すと、乗る前から失神しそうな勢いの人、仕方なく乗るというような人、
友達と乗るのが楽しみな人、楽しみすぎて満面笑顔な人、さまざまだ。
「なあ赤葦、これって人気なのか?」
「ここでの目玉ですからね、結構人気ですよ。」
反対に降りてくる人を見てみると、楽しんだ様子の人、放心状態の人、半泣きの人、こちらもさまざまなようだ。
「ちなみに聞くけど、このジェットコースター…怖いの?」
放心状態の人と半泣きの人を見て不安になってきたとはさすがに言えない。
「個人によりますが…まあ、俺の感想としては楽しい、ですね。」
「ふ〜ん…って乗ったことあるのかよ!」
「そりゃ、下見は必要じゃないですか?せっかくの‘‘デート’’なんですし?」
赤葦は少し微笑みながら言った。
「ちょ、あのさ、なんでデートのところだけ強調して言うの」
正直、表情筋が大変なことになってると思う。
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