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助けたのは。
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後日、その掲示板の書き込みが消えていたことに気づき、
頼んだ3人に問う。
「ちょっと!?なんで消えてんのよ!!意味わかんないんだけど!!」
「うっせーな!色々あったんだよ!!やったことに変わりはねぇんだから報酬は貰いに行くぞ!!」
「はぁ!?消えててしかも謝罪文付いててやったもなにもないわよ!!」
しかし返事は無く、聞いたか否か電話は切れた。
「ねえ…どうすんの…どっか逃げよーよ…」
明らかに危険を感じており、顔面蒼白だった。
今いる場所は駅から近くのゲームセンター。書き込みが消えているのを知った後、3人で合流したのだ。
しかもこのゲームセンターによくいることは向こうにも知られている。
逃げるにしても、地理的に3人の男子高校生たちがよくいるコンビニの前を通るしかない。
「逃げるったって…何処によ!」
「どっか建物の間でやり過ごそうよ!!」
3人は走ってゲームセンターを出た。
「オイ、見つけたぞ。」
しかし隠れている余裕は無く、鉢合わせして見つかってしまった。
「〜ッなによ!報酬って、なんかおごればいいんでしょ!」
「ハァ!?んなモンで満足するわけねえだろ!」
「じゃ、じゃあ何よ!」
2人は必死に言い返すが、1人はもう恐怖で声も出ない。
「決まってんだろうが!」
1人が近づき、長袖ワンピースのボタンを力いっぱい引きちぎる。
「嫌ああああ!!」
「おまわりさん、こっちです。」
「チッ、クソが!」
「ヤッベ、逃げんぞ!!」
絶体絶命のピンチであったが、ある人の声で助かった。安心からか、地面に座り込んだ。
そして、見上げてみると知っている顔だった。
「木葉…」
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