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「え?」
「見てないよ…?」
僕は動揺しながら自分の目を反らした。
アキラ君は机の椅子に座ったまま横向きで僕にその事を話してきた。
「嘘。見てた…!」
「絶対にいま見てた!!」
アキラ君は強い口調でその事を言ってきた。
僕はカッとなって思わず言い返した。
「見てないっ!!」
僕のムキになった態度にアキラ君はそこで薄目をしながら言った。
「お前さ。いつも思ってたけど…」
「なんで俺の事いつも見てくるんだよ?」
僕はその言葉に心臓が大きく高鳴りだして、思わずその場で動揺してしまった。
「っ…!!」
アキラ君は自分の机に片方の手で頬杖をつくと、斜めの横顔で僕にその事を話した。
あからさまに慌てた仕草や動揺が彼にも、伝わったてしまったような気がした。
僕は突然アキラ君に核心をつかれてしまい。窓辺から離れると自分の席に座った。
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