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アキラ君も急に黙り込んでしまい。自分の机を人差し指で何気なくこすりながら、いじって惚けていた。
そんな会話が途切れた教室の中、2人きりで暫く無言になっていた。
あ~やばい!
どうしよう…!
僕は自分の机に両肘をつくと、両手で頭を抱え込んで塞ぎこんだ。
アキラ君に変な目で、おもわれたかも…!
僕はそう思ったら、心拍数がやけに段々と早くなっていった。
そんな僕をよそに、彼はいまだ黙ったままだった。
また暫く教室はシンと無音に近いくらいに静寂に静まり返った。
…―――。
暫く無言が続くとアキラ君はまるで何かに気づいたようにその場で突如、大きな声を机に向かってあげ出した。
「あ~~っ!!」
僕も思わずアキラ君の大きな声に反応して自分の抱え込んだ頭を直ぐに上へあげた。
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