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第2話-河川敷でのキス-1
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朝学校へ行く為に僕は玄関で靴を履いた。
2、3回靴を鳴らすと、玄関のわきに置いた学校用の鞄を僕は持ち。
遠くにいる母に一言「行ってきます!」と言い、玄関の扉を開けて閉めた。
玄関を出てそのまま真っ直ぐ、学校通路を1人で歩いてると、背後から大きな声が聞こえてきた。
「とわ~待て~~っ!!」
僕は聞き慣れた声に直ぐにうしろを振り返った。
「あ、アキラ君……!?」
僕がそう言った途端に目の前をアキラ君が、自転車で猛スピードで通り過ぎて行った。
そして僕の前で自転車を止めてUターンをすると、息をきらしながら近づいて来た。
「ハァ…ハァ…永久!」
「てめぇ、ふざけんな!」
「朝から勝手に1人で登校してんなよバカ!」
アキラ君はそう言うと、乱れた自分の前髪を片手で軽くかきあげた。
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