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「だっだって…!」
「アキラ君が急に僕の手を握ってくるから、ボク驚いて…!」
「そ、それに…!」
「僕だってまだわからないもん…!」
「誰かと付き合ったことがないから、どうしたらいいか分からないもん!」
「アキラ君のバカ~ッ!!」
永久がアキラに向かって半べそをかくと、泣いて何処かに走り去って行った。
そんな永久をアキラは、すぐに自転車であとを追いかけに行った。
1人で信号機の前で泣きべそをかいていると、アキラは黙って永久の横に並んだ。
そして、べそべそしながら今だに泣いてると、アキラは不意に言った。
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