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永久はアキラの耳元で、聞こえるように少し大きく言った。
「大好き…――!」
永久の声が耳元で聞こえたのか、アキラは自転車のハンドル操作が乱れた。
そして、自転車ごと道端の真ん中で僅かによろめいた。
永久が慌ててしがみつくと、アキラは悪戯に笑った。
「俺もお前のことが大好きだ~~っ!!」
アキラは大きな声で叫ぶと、風を切るように自転車をこぎだした。
河川敷の遊歩道を朝から自転車で飛ばして前へと走らせた。
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