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俺がそう言うと細貝は女の話をやめた。
2人で柔軟体操をしていると、細貝が隣で話しかけてきた。
「なあ佐野嶋。うちのマネージャーはどうよ?」
マネージャーとは、うちのサッカー部のマネージャー。
ひめの つばき
姫乃 椿のことだった。
俺は興味なさげに答えた。
「べつに?」
即答で答えると細貝は俺の隣で騒いだ。
「うわっ、はやっ!!」
「もっとマシな言い方ねーのかよ?」
細貝は隣で残念そうにそう言ってきた。俺は、あきれながら言い返した。
「じゃあ、俺にどーいって欲しいんだよ?」
そう言って尋ねると、細貝は姫乃の話をしてきた。
「なあなあ佐野嶋、アイツなんか可愛くね?」
「つーか絶対可愛いよな!」
「お前もそう思うだろ?」
俺はその話しに興味なさげに答えた。
「そうか?」
俺の返答に細貝は、少し不満げに言ってきた。
「おいおいお前大丈夫かよ?」
「サッカーに青春そそぎ過ぎて大事な十代の青春置いてきてねーか?」
俺はムッとして答えた。
「バーカ、よけいなお世話なんだよ」
そう言い返すと細貝は、額に手を当ててきた。
「お前、熱ないよな?」
「それとも◯◯◯なのか?」
俺はその一言にカッとなって言い返した。
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