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「細貝。あんまり練習に集中しなかったら、谷澤にあとで言いつけるからな?」
そう言って注意した途端、あいつ直ぐに大人しくなって練習に戻った。
細貝が練習に集中すると、俺は再びパスをした。コート脇で2人で黙々と練習をしていると、あいつが突然声をあげた。
「あっ、あれ園芸部じゃん!」
細貝が声をあげると、俺は不意に目を向けた。離れた所で園芸部が花壇に花を植えていた。 俺は直ぐに永久の姿を探した。
たしかあいつ、園芸部に所属してたんだっけ?
花壇には部員が7人ほど集まっていた。その中に永久の姿がチラリと見えた。
俺は離れた所で園芸部の様子を伺った。
…あいつ部活にちゃんと出てたんだ。
俺は離れた所から、永久のことを何気なくみた。あいつは頑張って花壇に花を植えていた。
俺はその光景を離れた所から優しく見守った。すると細貝が何かを言い出した。
「うはっ!!」
「園芸部でけっこう可愛い子揃ってるじゃん!!」
「おい、あんまりジロジロみるなよ細貝…!!」
そう言って注意すると、細貝は園芸部の女子達を物色した目で見ていた。
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