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第一話 会議室
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ドアの隙間から漏れる明り。
溶けるような甘い声。
僕は何て所に来てしまったんだろう。
いや、悪いのは僕じゃない。
会議室でこんなコトをしているあっちが…それとも資料を忘れた僕が悪いのか?
明日使う資料を会議室に忘れた僕は人の気配のない廊下を歩き、会議室のドアに手をかけた。
その時ドアの隙間から光が漏れている事に気がつく。
夜11時。
この時間に会社にいる人間なんて限られてくる。そしてこの場所。
ここへ入れる人だって限定される。
「…ぅん…ぁっ…」
隙間から漏れたのは明かりだけでは無いようだ。
その甘い声に中で何が行われているか、僕でも容易に想像がつく。
そして、僕は自分の行動にこの後後悔する。
ドアにかけていた僕の手が導いたのは天国か地獄か。
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