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第五話 同期の
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「あ、それとな、さっきのコト。俺は別にバレてもいいんだけど俺の相手がバレたくないらしくてな」
このまま何事もなく、ほんとうにさっき聞いたことはなかったかのようにして帰ろうとしていた僕はまた内容が戻ってしまい視線を泳がせた。
「僕は別にバラしませんよ」
「だとよ、誠」
「誠?」
課長が相手が居るであろう場所へ向かって言葉を発した。
しかし明かりが点いていると言ってもプロジェクターのときに使う薄暗い照明だけでまだ目の慣れない僕には見えなかった。
「誠って…西野?」
僕は同期の仲間の名前を呼んだ。
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