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橘side (休日2日目 続き)
「「「いらっしゃいませぇ。」」」
平日だというのに、意外に客が入ってて少し騒がしいか…まぁ仕方がない
そんな事を思っていると、1人の男の子が近づいてきた。
「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」
「あ、あぁ1人です。」
「こちらへどうぞ。」
その子の後ろについていくと、少し騒いでいる席とは
全く逆方向、それも一番奥の割と静かな席へ
案内してくれた。
「こちらのお席でよろしいですか?多分一番お店の中で
静かな席だとは思うんですが…」
「えっ⁉︎あぁ、ここでいいです。」
「あぁ良かった〜‼︎なんとなく静かなお席を
好まれるんじゃないかと勝手に思って案内したので、
少し不安だったです。あっお冷お持ちしますね。」
なんて気の利く子なんだ。まだ若いよな…大学生か⁉︎でも誰かに似てるんだよな…誰だ?
「お冷どうぞ。ご注文お決まりのころ伺いにきます。」
「あっ、もう決まってます。このCランチをください。」
「Cランチですね。パンかライス選べますが
どちらがよろしいですか?」
「じゃあ、パンで。」
「かしこまりました。ご用意しますのでお待ち下さい」
注文を聞き終えた、その大学生であろう男の子が
俺の席から離れようとした時、
《しのざき〜ちょっと来てくれ。》
と、キッチンにいる男性の声が聞こえた。
すると、俺の席の前にいる男の子が…
「はいすぐ行きます。…失礼します。」
しのざき君って言うのか……篠崎⁉︎あぁ〜明日香に似てるんだあの子‼︎
誰に似てるか判明した俺はキッチンの方に入って行った
篠崎と呼ばれた男の子をもう一度見る。
やっぱり似てる。あのくりっとした目とかそっくりだ。
「明日、明日香に聞いてみるか。」
「お待たせしました。Cランチです。
ごゆっくりどうぞ。」
「あぁ、ありがとう。」
ぱくっ ……あっうまい。
ぱくぱくぱく…
ごちそうさまでした。
Cランチを食べ終えた俺は会計をすませ店を出た。
あの男の子の接客凄く良かったな。とりあえず明日、明日香に聞いてみよう。
「次は、日用品買いにドン◯ホーテ行くか。」
車に乗りドン◯ホーテに向かい、また次いつ休みが
とれるかわからない俺は、日用品をまとめ買いして
ドン◯ホーテを出た。
「あとは食材を買って帰るか。」
食材を買い終わった俺は家に帰り、今日買ったものを1人で頑張って部屋に運んだ。
SHOP袋が2袋とビニール袋が4袋…
「はぁぁ…いっぱい買ったな。」
買ったものを片付け終えた頃には、19時になっていた。
明日は仕事だから、早めにご飯を食べてお風呂入って
寝ようと思い、早速キッチンに向かいご飯を作る。
今日のメニューは
ほっけ、出し巻き卵、味噌汁、漬け物と
炊き立てのごはん
「うん、うまくできた。」
妻と離婚して4ヶ月経つ…元々料理は出来るほうだったが、この4ヶ月でグンと料理の腕が上がった気がする…
食べた食器はきちんと洗い、洗ってる間に
お風呂に湯を入れる。
お風呂をあがった頃には、21時がまわっており、明日の準備をして23時には寝た。
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