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橘side
翌日9時頃出勤した俺は、ホテルの地下に入っている
和食堂へ向かった。
和食堂の入り口付近に女性社員がいたので声をかける
「篠崎は出勤してるか?」
「あっ橘支配人おはようございます。
篠崎チーフですね。少々お待ちください。」
女性社員は急いで事務所の方へ向かった。
最初から事務所に行けば良かったかな…もうお店の方に顔出してると思ったんだが。
「橘さんなにぃ〜?私忙しい‼︎」
「忙しいとこ悪いな‼︎明日香に聞きたいことがあって。」
「なになに?」
「お前兄弟いる?」
「えっ聞きたいことってそんなこと⁉︎笑…いるけど?
なんで?」
「昨日カフェに入った時、明日香と同じ篠崎って名前
のスタッフがいたんだが…」
「カフェ……。あぁ大和のこと?私の弟だと思うよ?
DaRiaってお店でしょ?」
「あぁそんな名前のカフェだった。
で、その大和君は大学生なのか?」
「いやいやぁ〜フリーター‼︎
就活面倒くさいとか言って、高校の頃からしてる
バイトをずっと続けてるのよあの子…。」
「そうか……」
「でもなんで?大和がどうかした?」
「彼の接客、とても良かったんだよ。
12月に退職するスタッフがいるから、ぜひ大和君に
来て貰いたいんだが…。」
「無理、無理、ムリィ〜‼︎‼︎」
「なんでだよ⁉︎」
「一緒の会社で働きたくない‼︎」
「部署違うからいいだろ別に。」
「それでもイヤ‼︎」
「まぁまだ期間あるし、ちょっと考えてくれ!」
「考えるだけならね。ムリだけど。」
「じゃあ、頼む‼︎また来るわ!」
「はいはぁ〜いよ」
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