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新しい仲間
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暗い暗い夜。
月の光が照らすなかに2つの影があった。
「痛いよ…マスター足が…痛いよ…。」
1つの影は、『マスター』という人物に言葉を吐いた。
「スマイル。大丈夫、新しい足を作ってあげるからね。」
マスターは、スマイルの頭を撫でた。
「スマイル。君に新しい仲間ができるよ?」
「本当?」
スマイルは目を輝かせた。
「でもね…。」
「なぁに?マスター?」
マスターは不安な顔をし、スマイルを見つめた。
「次の子は…スマイルと違って笑えるんだ。これから作っていく子達も多分笑える…。」
「…心配しないでマスター。ボクはちゃんとやっていけるから。」
「そうか…。ありがとう…ごめんね…。不安ごとやなにかあったら自分に相談してくるんだよ?」
「わかった。」
マスターは、不安な顔をしつつ、スマイルの頭をなでた。
「そろそろ帰ろうか。」
「うん。」
2人は、屋敷に戻った。
翌日ーー。
「…ふぅ…。スマイル、新しい片足ができたぞ。」
マスターは、スマイルの部屋のドアを開けた。
「マスター…いつも…あっありがと…」
スマイルはボソッと呟いた。
「ん?なんか言ったか?」
「ううん。なにもないよ」
いつもありがとうマスター…とスマイルが心の中で思っていると…。
バンっ!とドアが開いたのだ。
「マスターァ!!!」
いきなり入ってきた男の子がマスターに抱きついてきたのだ。
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