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罪悪感 ✴︎煉
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「はぁああああああ…」
俺は盛大にため息をついた。
なんでって?
だって鎖君を無理矢理犯しちゃったんだもん。
いや昨日もそうだったけどさ…
これじゃ学校で鎖君を襲おうとしてたあいつらと同じじゃねーか。
「はあぁあああああああ…」
また盛大にため息をついた。
俺の隣で、スヤスヤと気持ち良さそうに寝ている鎖を見る。
「…前と寝顔は変わってないなぁー。可愛い」
ねぇ覚えてるかな鎖君。
俺らは初対面じゃないんだよ。
ずっとずっと。一緒にいたんだよ。
心の中で叫んでも、君には届かない。
でも、いつかこの思いを伝えられるまでは。
そばにいさせてほしいな…
俺はそっと鎖の額にキスを落とした。
「…寝よ」
鎖を起こさないように、そっと隣にはいって、目を閉じた。
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