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出かけます
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「ごちそうさまでした」
美味しい料理も食べ終わり、お腹いっぱいになった。
時刻は12時5分。
「そろそろ着替えるか…」
食器を片付けて、水につける。
そしてメモをとり、メッセージを書く。
『おいしかったです。ごちそうさまでした。少し出かけてきますね。』
メモをテーブルにおいて、洋服を着る。
ケータイと財布を持って玄関に行くと、煉さんが目をこすりながら下へ下がってくる。
「んん…鎖君…どこかいくの?」
まだ完全に起きてない口調で俺に聞く。
ちょっとかわいい。
「はい。少し出かけてきます。夕方には帰ってきますよ!」
「そっかぁ!行ってらっしゃい!!!!」
煉さんは笑顔で手を振ってくれた。
「はい。行ってきます。あっそれと……料理美味しかったです。それじゃ!!!!!」
俺は玄関を飛び出した。
顔が赤いのは気のせいだと信じたい。
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