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ふざけんな
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「鎖君…?」
いきなり叫んだ俺に、不思議そうな顔をする煉さん。
あーもうその顔ぶん殴ってやろうか。
「言っておきますけどね。そんなことで嫌いになんてなるわけないじゃないですか。大体子供の時の約束だなんてずっと守れるわけないんですから」
「そんな…俺ずっと守れるように「人の話は最後まで聞く」…はい」
「約束は守るものです。でもその場合しょうがなかった。そうでしょう?子供なんて親には勝てないんですから、どうしようもない。だからもう気にしないでください。それに俺のためを思って行動してくれたんでしょう?それがいい結果になろうと悪い結果になろうと、俺が後からガーガー言える理由になりません。なので安心してください」
言いたいことは言った。
ふと煉さんの方をみたら
「っ…」
静かに涙を流していた。
「ちょっなんでなくんですか!!!!」
慌ててティッシュをとり、涙を拭く。
「だって嬉しくて…」
「嬉しい?」
ちょっとよくわかんない!!
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