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望は俺の左手をとってうーんうーん唸っている。
「どうしたの?」
「どこにつけようか迷ってる」
どこでもいいわ!!!!
本気で悩んでる望の頭にチョップして「早くしろ」と言う。
望はしぶしぶうなづいて、薬指に指輪をはめてきた。
おいおいおいおい
「望…薬指って結婚指輪の位置じゃね??好きな奴にはめるんだぞそこは」
「うん。知ってるよ。だって好きなんだもん。鎖の事が。だったらはめていいでしょ?」
「うんうん。好きなのか俺のことが。じゃあはめていいぞって…え?」
衝撃発言。望が俺のことを好き…!?
「うん。もう一回しか言わないから聞いてね?????
俺は、鎖の事が恋愛感情的な意味で好きです。絶対幸せにするから…付き合ってください」
いつもヘラヘラしてるとは思えない、真剣な眼差しで俺に気持ちを伝える望。
本気なんだなと、目線で伝わってくる。
ならば俺も本気で答えなきゃ。
「えっと。あのね。俺も望のこと好きだけd…「鎖。返事はまた今度聞かせて??」
俺が返事をしようと思ったら、望にそう言われて、人差し指で唇を抑えられた。
「ふぁい…」
不覚にもときめいた…
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