アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
番外編
-
ふぅーふぅー、はい、あーん
僕があーんすれば
男の彼は男の僕からされるのは嫌がるだろうが、今は別
何の抵抗力もなく、素直に口に運ぶ
その行為自体も愛しく思う
こんな僕はおかしいのだろうか
僕が作ったお粥を少し残したものの殆ど食べ
彼は眠った
汗を吹き、冷たいタオルを額に置く
でもそこで異変が起こった
彼の目に涙が浮かんだのだ
そして
「さみ…しい…」
こう告げた
僕は虎のような男の子からこんなに弱々しい言葉を聞くのは初めてだった
今晩、僕は火神くんの家に泊まり
朝起きれば、赤みも引いてスヤスヤと眠っていた
だが昨日の言葉は僕に衝撃的な破壊力をこうむった
隣で眠ったため、彼の手を握り大丈夫と語りかける
「ん…」
「あ、おはようございます、火神くん」
「んあぁーっ…はよ……え?黒子!?」
「お邪魔してます、元気そうになって何よりです」
僕は無意識に自分ではありえないほどにこやかに笑っていた
ギュ
「火神くん?」
「あー、んー、サンキューな黒子」
「いえ。……火神くん、」
「ん?」
「happybirthday、火神くん」
「ありがとう、黒子…あのさ」
「はい?」
火神くんの腕に自然に力が入る
「好きだ、黒子、恋愛感情として」
ボワッ
僕の顔が茹で上がったタコなみに爆発して真っ赤になったであろう
「ほんと…ですか?」
「ああ、マジだ、付き合ってくれ」
これほど、ドキドキして嬉しかったことはない
「お願いします」/////
火神くんは僕を抱きしめたまま
僕の唇にそっと自分の唇を重ねた
「もう寂しくねぇなテツヤがいるから」
「はい、ずっといます、君が1人にならないようにずっと隣で」
8月2日
それは僕の大好きな大我くんの誕生日で
大好きな大我くんと恋人になれた記念すべき日になりました
「好きだぜ、テツヤ」
「僕も好きです、大我くん」
火×黒
ーーーーーーーー
すみません、長くなっちゃいました
ちょっと書いてみたくて(テヘ
遅くなりましたが、笠松先輩、
そして大我くん、お誕生日おめでとう
happybirthday
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
52 / 66