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ナツヤ目線
優也が全員に語った、今のテツヤともう一人のテツヤ
ソラの話を聞かされた後
すぐさま、霧崎第一高校の近くにある
音寺大学病院へと移動した
この病院は東京の大規模病院
金持ちから難病の人達まで治療している病院なのだ
自然豊かで
俺達までもが心を休めてくれるようで
ここ数日
テツヤには変化はない
けど心配はしていなかった
なぜか、テツヤは必ず目覚める
確信があった
何かが頭の中に語りかけてくれるようで
最近俺たちはキセキの世代に復讐する為
どう潰すかを話しあっていた
皆んなの目は殺人者のような目に変わり
俺も、死神みてーな目してるよと和に言われた
俺はバスケをした事がないから
よく分からない
けど、精神的に壊すことは出来る
身体は和達に任せればいい
俺らは真と翔のアイデアにより、霧崎第一をキセキ達に印象づけるため
大会に沢山出て、優勝していった
テツヤの大好きなバスケを奪ったあいつらに
早く会って壊して叩き潰したい
和達は無心となって、でも楽しそうにラフプレーしながら
プレーした
最後には
「俺らも頑張るから、お前を頑張れ
テツヤは目覚めぬまま1月になった
最近俺たちは
家が近い真の家に泊まっている
そんなある日
テツヤの手がピクッと動いて
瞼をピクッと動いた
「テツヤ?」
「んんっ…」
「おはよ、テツヤ、いや
ソラ」
優也の発言に驚きを隠せずにテツヤを見る
「おはよ、優也
そして、ナツ兄
皆んな」
勿論、俺だけじゃない皆んなも驚いていたが
徐々に落ち着きを取り戻して
改めてテツヤ…ソラに聞き返した
「お前がソラ…なのか」
「テツヤのもう一人の人格、結構前からいた
テツヤが付けてくれた名前だ」
ソラは自分を責めていた
けどその心をテツヤが溶かして、嬉しいと言ってくれた
そして今がある…と
「しばらくはテツヤはこっちに出てこれない、けどもうすぐしたら
俺と変わって、テツヤが目を覚ます
さ、復讐の主人公達は集まった
ね、皆んな
テツヤの為に、叩き潰そ?」
その言葉とともに更に俺らは
復讐へと心を躍らし、
不気味に笑った
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