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テツヤ目線
「んんっ…」
目覚めるとそこには
ぼんやりとしてよく見えないけど
真っ黒ではなく
にわかに、色が見えるようになっていた
確かここは都会に戻ってきていて、そこの旅館だったはず
(ありがとうございますソラ)
心で呟き
僕のベッドの横で座って眠る優也の頭を撫でる
「んっ………ソラ?……」
この1か月、ソラが表に出ていた
僕をソラと呼ぶのはおかしくはないだろう
僕は反射的に微笑んでいた
「ただいま、優くん」
「テツヤ…?テツヤなのか!?」
「はい、テツヤです」
「良かった良かったテツヤ…」
うぅっと声を殺して泣く優也
「ありがとうございます、信じてくれていて」
「当たり前だ、
テツヤ…」
「はぃんんっ…」
優也の顔がすぐ目の前に現れる
優也の柔らかな唇が僕の唇と重なる
「好きだ、大好きだテツヤ」
「僕も優くんのこと大好きです」
優也は何も言うことをきかない僕の身体を
優しく掬い抱きしめてくれた
そしてまたお互いの熱を感じるように
キスを繰り返した
僕の口の中に入ってきた優也の舌に
僕の舌は簡単に絡まる
「ゆっやぁんんっ…んぁぁ…///」
キスだけなのに
快感が僕を襲う
「プハッ」
銀の糸が僕と優也を繋ぐ
全く力が抜け、気持ちよくなった僕に
優也は赤面したが
僕の体調を気にしたのかキスで終わった
僕と優也の熱りが冷めてから
皆んなを呼んだ
これから僕を裏切った彼らに
僕が味わった地獄を見せてあげましょう
あ、その前に僕を嵌めた先輩を見に行かなくちゃいけませんねw
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