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岩泉×及川 [4] ☆
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「岩ちゃんはね、揚げ出し豆腐が好きでね、
ここのお店の揚げ出し豆腐が一番好きだって
言ってたよー」
「へぇ そうなんですか...でも揚げ出し豆腐とか、
差し入れできませんよね...」
「差し入れか...差し入れだったら
運動後のミネラル補給は大事だから
ミネラル補給の出来るものとかの方が
いいと思うよ」
「あ、ありがとうございます及川さん」
「うん頑張ってね!
ってか手紙には告白じゃなくてお友達に
なりたいって書いてたなんてね
でもほとんどOKだと思うよ」
「...ハイ!」
「はあ~ 疲れた....」
あの女の子(以下真面目ちゃん)←岩ちゃんのリサーチ
真面目にしてるから は、
たまにだけど俺のところに来て岩ちゃんのことを
きいてくる
もう、この気持ちが岩ちゃんに届くことないって
わかってる... ってか告白しても玉砕するのは
目に見えてる そんなことわかってるはずなのに...
なのにまだ諦めてない俺がどっかにいるんだ
まだカレカノじゃないんだって
最近は休み時間も岩ちゃんは真面目ちゃんと
話してる姿を見る 話してるとき、
岩ちゃんはニコニコ笑ってるんだ
俺と一緒にいるときよりも...沢山...
これまで岩ちゃんの隣は俺だった...
だけど今は...もう違うんだ...
そう思ったら今日の部活には行きたくなくなった
俺は皆が部活に向かってる中、
1人で、まるで、空っぽの人形みたいな気持ちで
俺は静かな道を歩いていた
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