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黒尾×月島 [2] ☆
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「皆ー!!!!合宿今回は東京に行くことになったよ!
それで音駒高校と練習試合もするけど一緒に
練習もやることになったよー」
烏野高校の顧問である、武田先生が体育館に走り込んできた
「おぉー!武ちゃんスゲーな!」
いつも通りの田中は目をキラキラさせていた
別に俺はやる気が無いわけではない....問題は....
『今度、烏野高校こっちくるんだって?』
黒尾さんがいることが一番の問題だと思う
『今、何か失礼なこと考えただろ...』
「いえ、別に...」
一応こんなのだけど俺と黒尾さんは付き合っている
初めて音駒と練習試合したときに電話番号交換した
ダラダラ話してたりして あるとき、急に告白された
男同士だから、おかしいはずなのに
俺の心は拒絶しなかった
『烏野高校どうなってんのか楽しみだな』
「はいそうですか」
俺と会うことは楽しみじゃないのかな?
そんなことを思ったとき、
『でも、一番はお前に会えるのが楽しみだな』
まるで俺の心を読んだかのように黒尾さんが
電話の向こうで喋った
「そうですかありがとうございます」
『おや?ツッキーが礼言うなんて珍しいな』
「それじゃあ、僕、もう眠いんで」
『おうじゃあ またな』
「あの人はホントに意味わかんない....」
ある意味、そんな人と付き合ってる俺も意味が
分からないが....
そんなことを考えながら火照った顔を手で扇ぎ、
バレないように冷やしていた
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