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アコガレ side.侑紀
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「高槻さん!ベッドシーンなんてやったら柊に男だっ
てばれちゃうんじゃないですか…?」
はい、今俺は混乱の極地にいます。
だって、相手役が俺のずっと憧れ続けてたあの柊なんだから!
あの最悪だった6歳の頃テレビの中のまだ幼い柊をみて侑紀は何度も勇気をもらった。
役所も逆境にめげない少年だったから余計にそれを感じたのだろう。
わたわたと混乱している俺に高槻さんは苦笑した。
「大丈夫ですよ。そのシーンで服は脱ぎません。だからことが露見することはないですよ。」
そうなのか。
なにもわからずにただ、慌てていた自分が恥ずかしい…。
「そうなんですか。良かったです。」
とにもかくにもあの憧れの柊と共演するのだから頑張らなくては。
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