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期待以上だ side.翔太
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自宅に戻り仕事道具を出しておいた部屋に三人で向かう。
千尋は俺が昨日無茶をしてしまったので動きがたどたどしい。
悔しそうに俺を涙目でにらんでくるのも可愛らしいだけだし、俺を煽るだけだ。
今すぐ抱き締めたいのを我慢して、仕事に取りかかる。
千尋が依頼してきた仕事の対象者―榊原侑紀を観察する。
肌目細やかな白い肌。
猫のようなつり目の黒目がちな瞳。
小さく形の整った艶のある唇。
均整のとれたしなやかな肢体。
「千尋、こりゃあ期待以上だ。」
こんなにプロポーションの良いモデルは久しぶりだ。
楽しい仕事になりそうだ。
身長や、スリーサイズを測っていってyu-ki*と違う点を記録していく。
「身長は大丈夫だな。そんなに変わんねえな。ウエストも大体一緒だな。バストとヒップにだけ詰め物入れりゃいいな。おい、千尋。悪いが手伝ってくれ。」
千尋に手伝ってもらうと言ってもヨロヨロなので衣服をもってもらう程度だ。
「そんなにはっきり言わなくても良いじゃないですか……。」
自分の身長や、体格のことを気にしていた侑紀はぶつぶつと文句を言っていたが、そんなことは気にしない。
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