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夢から醒めたかのように side.侑紀
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「…………カ、カーット!」
監督の声が響き俺はまるで夢から醒めたような心地に陥る。
一瞬自分がどこにいるのかも分からなくなる。
スタジオは静まり返っていた。
―な、何かやってしまったのだろうか?俺の演技がダメだったか……?
「あ、あの…………?」
不思議に思って声を掛けたとたん、スタジオには歓声が響いた。
「yu-ki*ちゃん!めっちゃいいね!!」
監督からのお誉めの言葉に笑顔になる。
「そうだろ!?柊くん!」
監督が声を掛けたのは今日はいないはずの柊さんだった。
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