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ばれた… side.侑紀
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「カッート‼︎‼︎」
監督の声に、ベッドシーンが終わる。
でも、俺は気が気でなかった。
ー多分、ばれた。俺が男だって…。
青い顔をしているyu-ki*に監督が不審に思ったらしく声をかけてくれる。
今までの頑張りのおかげか、今日はここまでになった。
「侑紀さん、どうしましたか?」
高槻さんが心配そうに俺を覗き込む。
「ばれたかもしれない…。」
高槻さんが、この言葉に目を見開き、「電話をしてきます。」と言い去っていった。
1人になったところで柊さんがやってきた。
「yu-ki*さん、お疲れ様でした。このあと時間あります?よろしければお話でもどうですか?」
にこやかに話しかけてくるけれど、目が、笑ってない。
行くしかないらしい。
高槻さん、たすけて…。
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