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yu-ki*スイッチ side.諒
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しばらくして服装だけyu-ki*となった侑紀がでてきた。
服は女物なのに顔や髪が男なのが普通ならばおかしいのだが全然違和感がなかった。
これからウィッグを、被りメイクに取り掛かるらしい。
「少し時間がかかりますので柊さんもどうぞ支度をしてきてください。」
「あ、はい。では遠慮なく。」
高槻さんに促され自室に戻り、適当に見栄えのする服を取り出し着替え髪を整える。
5分もかからず戻ると侑紀はもうほとんどyu-ki*に変貌していた。
今は最後の仕上げらしく目元にラメパウダーを叩いてもらっている。
「侑紀くん、終わったよ。」
すっと目を開けたとたんそこにいたのは侑紀ではなかった。
そこにいたのはyu-ki*だった。
どこかにyu-ki*スイッチでもあるのかと思うほどだった。
「ありがとうございました、橘さん。」
yu-ki*は艶然と微笑んだ。
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