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逝かせない
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「俺の下で、思う存分、……啼け」
身体にぞくっとした痺れが走った。須栗さんの声だけで、逝ってしまいそうだった。
「……はぁ………ぅん」
唇から喘ぎが漏れた。
「合格」
そう言って、須栗さんは耳にキスをする。ちゅっ、と音を立てられ、オレの身体はぴくんっと反応を示す。
「んっ……」
「耳、好きなのか?」
耳の淵をゆるりと舐め、耳の中に舌を差し入れる。ぴちゃぴちゃとなる音が聴覚を刺激し、身体全体に痺れが走る。
「……ん……ふぁっ…ぁん」
「可愛いよ……袮緒の声」
耳元で囁かれ、身体中の力が抜けていく。溺れる感覚に、思わず、須栗さんのシャツを両手で掴んだ。
須栗さんが上体を起こし、そのまま、引きずられるようにオレの身体も起こされる。
オレの背中に手を回し、上に着ている服を剥ぎ取る。須栗さんも服を脱ぎ、また、押し倒された。キスをしながら、勢い任せに、すべての服を取り払われる。
「やっぱエロいな……」
須栗さんは、オレの腰をゆるりと撫ぜ上げながら、ぼそりと呟く。
「……ふぅっ…………はぁっ」
指の動きに、オレの腰は扇情的に揺らめく。
オレは睨むように須栗さんに視線を送る。でも、上気し、潤んだ瞳では、まったく効果がない。
「煽ってんの?」
そう言って、須栗さんはにやりと笑った。
オレは、少しだけ、むすっとしながら視線を外した。
「ひゃ……っん…」
急にオレのモノを咥え込まれ、思いもよらない、高い声が口から洩れた。慌てて、口を両手で塞いだ。
須栗さんは、モノを咥えながら、オレの腕を掴み、口から引き剥がす。
「あっ……ぃぁ……ぁん、……んぁあ……」
ゆるゆると舐め上げられ、オレの口からはとめどなく、いやらしい声が零れ落ちた。
オレの腕を放すと、胸の突起を撫ぜ上げ、捏ねる。オレの身体がびくんっと跳ねあがる。
須栗さんは口を離すと、ぺろりと唇を舐め上げた。
欲を吐き出したいオレのモノはびくびくと脈打つ。
須栗さんはオレのモノを手で緩く撫で上げ、オレの耳元に口を寄せ、妖艶に囁いた。
「まだ、逝かせないよ……」
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