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会長
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咄嗟にドアを見ると
「会長…」
入ってきたのは会長だった
「おお、陽生くんだっけ?また会えたね」
ふんわり微笑みながらこっちへ向かってくる
「はい、陽生漆です。こんにちは」
「こんにちは。お昼ひとりだったの?呼んでくれたら一緒に食べたのに、なんてね」
「いつも一緒に食べてる人いたんですけど、色々あって…」
「それって桃矢?」
「とう…や?」
「水崎桃矢のこと。一緒にいるでしょ?」
なんで知ってるんだろう
というか、桃矢って言うのか…
先輩としか呼ばないから知らなかった
先輩のこと名前すらも知らないなんて、好きになる資格ないや…
「あっ、はい…。なんで知ってるんですか?」
「桃矢と仲良くてさ、色々話聞いたりするから」
「色々って…?」
「漆くんがかわいいとか、一緒にいると楽しいとか、恋愛的に好きになっちゃったとか色々ね」
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