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真剣な瞳
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真剣な眼差しに思わずドキッとしてしまった。
この瞳に沢山の女達が落とされたんだろうな。
悔しいけど、男の俺でも思わずドキドキしてしまうほどの整った顔立ちだ。
及川さんは目を逸らさずに真剣な顔つきのまま立ち上がって、こちらにゆっくり近づいてきた。
「な、何ですか?
えっと……こっちに来ないで下さい……」
「他の女の子達とお前は違うよ」
「ど、どういう意味ですか?」
徐々に近づいてきた及川さんから目が逸らせず、二人は見つめ合う形になった。
「さっき、なんで元カノ達と別れたか聞いたよね?
どーしてか、本気で知りたい?」
「…………」
その問い掛けに何故か俺は、口を動かすことが出来なかった。
及川さんから醸し出される威圧的な空気が、真剣な熱い瞳が、俺を縛りつけている。
「教えてあげる。
だから、飛雄……動かないで」
そう言って及川さんは俺の頬を両手で包み込んできて、ゆっくりと顔を近づけてくる。
なんだ? 及川さん、何するつもりだ?
そして、次の瞬間
「っっ!?」
二人の唇が重なりあっていた。
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